
📅10/18(日)「カボチャにも、間合いがある。」
こんばんは、Natuです。
ハロウィンが近づいてきたので、今日はセンサー式のカボチャを買いました。
人が近づくと突然「ワッ!」と叫ぶ、あれです。
机の端に置いて、半歩ずつ近づいてみる。
無反応。
もう半歩。
まだ何も起きない。
次の一歩で、いきなり叫んだ。
なるほど。驚かせるというのは、距離の問題でもあるらしい。
焦らしの研究に応用できそうなので、床にテープで目印まで付けておきました。
ところが夜、電気を消そうとした瞬間、背後から突然、
「ワッ!!」
普通に飛び上がりました。
声を出したのはカボチャで、飛び上がったのは僕です。
まだ誰も驚かせていません。
研究対象だけは、すでに僕だったようです。
📅10/19(月)「仮面の向こうで、誰が待っている?」
こんばんは、Natuです。
昨夜カボチャに完敗したので、今日は音を使わない方法を考えました。
仮面です。
黒地に金色の装飾が入った、少し大げさなものを買いました。
鏡の前でつけてみると、なかなか悪くない。
この姿で、誰かにゆっくり近づいてみる。
すぐには声をかけず、目が合っても、ほんの少しだけ待つ。
相手が何を考えているのか、どんなふうに呼吸を変えるのか。
そんなことまで想像していたら、ずいぶん時間が経っていました。
もちろん、全部妄想です。
満足して仮面を外し、鏡の横に掛けておきました。
そのあと部屋に戻ったら、薄暗いところに人の顔が浮かんでいるように見えて、思わず後ずさりしました。
僕の仮面でした。
二日続けて、自分が驚いています。
そろそろ仕掛ける側に戻りたいです。
もともと、そちら側だったはずなので。
📅10/20(火)「仕掛けたのは、僕のはずだった。」
こんばんは、Natuです。
今日はクモを買いました。本物ではありません。黒くて毛が生えていて、脚がやたら多く、妙にリアルなおもちゃです。これをカップの上に吊るしておき、誰かが手を伸ばした瞬間に落とす。驚いて動きが止まったところで、僕が何事もなかったように「どうしたの?」と聞く。完璧です。少なくとも頭の中では。
しかし実際にやってみると、糸は絡まるし、クモは横を向くし、肝心なところで落ちてこない。仕方なく何度も位置を変え、角度を調整し、落下するタイミングを確かめているうちに、部屋の中はすっかりハロウィンの実験室になっていました。
センサー式カボチャには魔女の帽子。昨日の金色の仮面は僕の額。テーブルには大量のクモ。誰もいない部屋で、僕だけが妙に張り切っている。
少し異様な光景です。
でも、ここまで来たら完成させたい。
もう一度、カップを持ち上げる。そこでクモが落ちてくるはずだった。僕はすでに、驚いた相手の顔と、その反応をじっと待つ自分の余裕まで想像していたんですが、実際には糸が変なところに引っかかり、クモが予想外の方向に飛び、カボチャのセンサーが反応して「ワッ!!」と叫んだものだから、僕まで反射的に身体をのけぞらせてしまった。
そして、カップが傾いた。
全部、僕が仕掛けたものです。なのに最初に驚いたのは僕で、最後にコーヒーを浴びたのも僕。ここまで見事に自分の仕掛けが決まると、もう腹を立てる気にもならない。むしろ笑えてきた。いや、かなり笑いました。
焦らしの技術は進歩しているのかもしれない。ただし今のところ、その効果を一番実感しているのは僕自身です。
今夜も股間にこぼれたコーヒーが湯気を出している。熱い。
とても熱い。
――いつだって油断はできないが、ハロウィン本番まで、まだ時間はあります。
準備は順調ッ!

【お詫び】
ッイェー ッイェー
タ・パスタァ
ッイェー ッイェー
タ・パスタァ
ッイェー ッイェー
タ・パスタァ
ッイェー ッイェー
タ・パスタァ
ッイェー ッイェー
タ・パスタァ
…ハッ、いけない! 取り乱してしまいました。
この文章には書き込みはせず、山椒の実でお願いします。




















