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自分が自分を認めたときに本質が見える

by すず代表

昔の私は、いつも人と比べてばかりでした。

誰かと自分を比べて「劣っている」と感じたり、圧倒的にすごい人を見て「この人は絶対に超えられない」と落ち込んだり。頑張っても結果が出ないと「自分はダメなんだ」と責めてしまう。

周りから褒められても「そんなことないです」と打ち消してしまう。そんな自分を認められない気持ちを、ずっと抱えていました。 そんな私が変わったのは、「人は人、自分は自分」という考え方を強く持てるようになったときでした。

どんなに頑張っても、自分にできる限界は必ずある。もちろん何でもできる人はすごいけれど、そうじゃなくてもいい。自分が苦手なことは得意な人に任せればいいし、できていたことでも人に任せることで、よりうまく回ることもある。

周りに助けられているからこそ、自分が成り立っている。そう思えるようになったとき、私はすごい人間じゃないけれど、これでいいんだと思えるようになりました。 自分を認めてからは、物事の見え方が大きく変わりました。

昔は人の成功を素直に喜べなかったのに、今は自然に「よかったね」と思える。常に急かされているような焦りもなくなり、落ち着いて自分のペースで進められる。自分の得意な部分に意識を向けて、そこをもっと伸ばそうと思えるようになったのです。

私にとって「本質が見える」というのは、余計な感情に邪魔されずに物事をシンプルに捉えられることです。人と比べて嫉妬や不安にとらわれていると、どうしても視界が濁ってしまう。

でも今は「その人がどう動いたから結果を出せたのか」を冷静に見られるようになった。安心して深い椅子に腰を下ろし、じっくり物事を考えられるような感覚。それが私にとっての本質を見るということです。 そして今の私が自分に伝えたいのは、他人と比べる時間はものすごくもったいないということです。

もちろん人のことを気にかけることは必要ですが、勝ち負けで比べても意味はない。その時間を自分の強みを伸ばしたり工夫したりすることに使った方が、よっぽど価値があるのです。

特にこの仕事はランキングがつく世界だから、横を見てしまいがちです。でも順位は状況によって変わるし、SNSでの見せ方が上手い人もいる。言葉の選び方や画像ひとつで印象や結果は大きく変わる。それはその人にブランディングの力であり、知識や経験値がない人がむしゃらに頑張るだけでは届かない部分です。

だからこそ比べて落ち込むのではなく、上手な人を参考にしながら自分らしく成長していく方がいい。 自分を認められるようになって、ようやく本質が見えてきました。

他人ではなく「自分」に焦点を当てたとき、世界の見え方は大きく変わるのだと思います。 私も出来損ないだけど、なんとかやってる。 自分を認めてあげましょ😄