メニュー MENU

Staff Blog スタッフブログ

『へんたいだもの』

by MIKI

『にんげんだもの』を作った、あいだみつをという人がいる。

人間の弱さを語り、失敗を語り、格好悪さを語りながら、「それでいいんだよ」と優しく背中を押してくれる人だ。

私は昔から思っていた。
人間の弱さを肯定するのであれば、人間の変態性も肯定されるべきではないだろうか。

誰にも言えない性癖。
理解されない欲望。
消そうとしても消えない妄想。
それらもまた、人間の一部である。

そんな事を考えながら、あいだみつをを眺めていたら、『へんたいだもの』になってしまった。

 

かくしてる
だけで
なくなっては
いない
へんたいだもの

みきを

 

もう
やめよう
そうおもって
また
もどってくる
まぞだもの

みきを

 

りゆうは
あとから
かんがえる
まず
しこるんだもの

みきを

 

こわい
でも
きになる
あなるんだもの

みきを

 

まっている
じかんまで
たのしい
じらすんだもの

みきを

 

もう
いいだろう
そうおもってからが
ながい
いかせてもらえないんだもの

みきを

 

やっと
たどりついたのに
さいごに
ひっくりかえす
だいなしにするんだもの

みきを

 

かえりみちは
いつも
すこしだけ
やさしい
ふうぞくだもの

みきを

 

だれにも
いえなかったことを
わらわず
きいてくれる
えむせいかんだもの

みきを

 

おたがい
みないふりを
しているだけ
へんたいだもの

みきを

 

人間なんて変態でいいんだよ。

これは、変態の変態による変態の為の人間讃歌である。