先日、久しぶりに6人編成のパンクバンドでライブをやってきました。
ウチのバンドは、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、トロンボーン、ティンバレスというちょっと変わった編成のパンクバンドで、ジャンルもラテンやスカ、パンクをごちゃまぜにしたような、にぎやかで熱いステージを目指しています。
今回はメンバーそれぞれの転職や生活の変化が重なり、かなりのブランク明け。リハもなかなか揃わず、当日も満員のステージに立った瞬間ドキドキでしたが、フロアから響く声と熱気に開始前からテンションは上がってきます！
でも、ブランクの影響は隠せず・・・案の定、ありえないようなミスが連発。
曲の入りを間違える、ティンバレスのリズムが一瞬迷子になったり、モニターの返しが聞こえなくなったりとハプニング連発！
正直、演奏の完成度はお世辞にも高いとは言えませんでしたが、それでも観客の熱い歓声がミスを笑いに変えてくれました。
トロンボーンのソロが会場を切り裂くと、フロアは一気に盛り上がり。ベースとドラムの重厚なビートが響き合い、ミスすら一体感を生む、最高にパンクな瞬間になりました！
ちょっと焦ったのは、盛り上がりすぎたお客さんのダイブ失敗（汗）。
ひやっとした瞬間もありましたが、大きなケガもなく、その後も盛り上がりは冷めることなく続きました。
そして、ライブ後にはミニアルバムのCDが20枚も売れました。
配信全盛のこの時代、スマホひとつで音楽が聴けるのに、それでも「形」として音を持ち帰ってくれる人がいる事に、胸が熱くなりました。
中でも、なんちゃらグリーンアップルくらいしか知らないという中学生が、初めてのパンクバンドライブに興奮し、少ないお小遣いからCDを買って「めっちゃ楽しかったです！」とキラキラした目で声をかけてくれたのは、ほんとに胸アツ！
ライブの楽しさがちゃんと届いたんだなと感じて、これからも続けていくモチベーションになります。
やっぱりライブは最高ですね。
それでは、また。
デス ペ ディーダ！
