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数字が下がったときほど、自分を責めないで欲しい

by すず代表

風俗のお仕事って、どうしても“数字”がついて回ります。1日の売上、月の稼ぎ、本指名の人数、リピート率、ランキング。全部が数字で見えてしまうからこそ、少し下がっただけで「私ってダメなのかな…」って不安になったり落ち込んだりする子もたくさん見てきました。

だけどまず、私が伝えたいのはひとつだけ。

「あなたに魅力がないから数字が下がったわけじゃないよ」ってこと。

これはキレイ事じゃなくて本当にそうなんです。数字が落ちるときって、たくさんの要因が積み重なって起こるもの。お客様のスケジュールやタイミング、ライフスタイルの変化、イベントの影響、他の子とのバッティング…それだけで全然動いてしまうのが、この仕事の難しさでもありリアルなところでもあります。

だから私は、数字が落ち込んでいる女の子に対してはまず
「あなたが悪いわけじゃないからね」
「まずは悪いループから抜け出そう」
という言葉をかけるようにしています。

そしてそのあとは、具体的な改善提案をしていきます。

写メ日記を見直してみよう
本指名のお客様が「また会いたくなる」ような内容になってる?
自己満の可愛い投稿だけじゃなくて“会いたくなる理由”が伝わってるかを一緒にチェックしたりします。

出勤数を見直してみる
出勤が少ないと、単純にチャンスが減ってしまう。
でも無理に入れすぎて体調やモチベが下がると逆効果だから、あくまで“自分のペースの中で最適なバランス”を一緒に探します。

当欠をしない
数字が落ちたからといって出勤をやめてしまうと、ますます指名が戻らなくなってしまう。
だから「今こそコツコツが必要なんだよ」と伝えています。

本指名が返ってくる“きっかけ”を作る
単に会ってくれるのを待つだけじゃなくてSNSや写メ日記で“この子に会いたい”という理由を出してあげることが大切。

一方で、数字が下がっているときにやらない方がいいこともあります。

無理に写メ日記を乱発すること
本数を増やせば何とかなると思って“数”にばかり頼ってしまうと質が下がって余計に逆効果になることも。

過剰なプレイでごまかそうとすること
お店のルールに反してる過剰プレイをすると疲弊して続かなくなる。
“また来たい”って思ってもらうのは「あなた自身」に会いたくなるからであって無理なサービスの量じゃないんです。

大事なのは落ち込むよりも“軌道修正”をしていくこと。
そして、その軌道修正には“自分を責めない心”が何より大事です。

数字って確かに目に見える結果ではあるけれど“目に見えない積み重ね”があってこその数字でもある。だから、落ちた時期があったとしても、それは「終わり」じゃない。むしろ「変われるチャンス」だったり「土台を整えるタイミング」だったりします。

数字に悩んでる子へ。
今落ち込んでいるとしても、あなたの価値が下がったわけじゃない。ちゃんと見てくれてる人はいるし数字が上がるタイミングは必ずまたやってきます。