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もう、ヘルスプレイできないかもしれない。

by すず代表

内勤→キャスト→代表へ。すずの風俗成長記録 3

池袋サイドラインを辞めたあと、次に私が選んだのは――
中野にある、メイドがコンセプトの箱ヘル店でした。

選んだ理由はシンプル。
「指入れがない」って求人に書いてあってメイド服が着れるから。笑

実は、私は受け身がすごく苦手で、
プレイの中でも指入れが特にキツいと感じていたんです。
だからその一文を見た瞬間、ビビッと直感で決まりました。


入店前に写メ日記をチェックすると……
誰も書いてない。
いや、更新してる子もいるけど、まともに続いてる子がほぼいない。

「これ、めちゃくちゃチャンスじゃん!!」

そう思った私は、再び「未経験設定」・「帰国子女」・「アイドル売り」のキャラで勝負することに決定。
(サイドラインで3ヶ月しか働いてないし、“未経験”設定まだ使えるでしょって思って。笑)

そして私は、“しゅりメイドさん”としてデビューしました。


箱型の店舗だったこともあり、階下に強面のスタッフさんが常駐。
そのおかげか、客層はとてもよくて、本番交渉なんて一切なし!

「箱店舗って、神…!!」と本気で思いました。

私は“アイドル営業”を徹底。

・自作の名刺やポイントカード
・チェキ撮影のプレゼント
・ハロウィンにはオリジナルブロマイドを制作
・お菓子を最後に手渡し
・部屋の簡易デコレーション
・入浴剤のセレクトタイム

などなど、“推し活”感覚で来てもらえる仕掛けをたくさん用意していました。

キス多めの接客スタイルも好評で、
受け身が苦手な私でも、それだけは積極的にがんばってた。


本当に、働きやすいお店だったんです。

ただひとつだけ…
入店してからずっと予約満了してても、売上を立てても、
お店側は全然“贔屓”してくれない。
(いや、ちょっとは褒めてくれたっていいじゃん!?って思ってた。笑)

そんなタイミングで、仲の良かったボーイさんが退職してしまって。


実はその頃、もう内勤の仕事は辞めていて、
池袋のオナクラと掛け持ちで働いていたんです。

で、そのオナクラの仕事が思いのほか楽しくて――
なんだろう、接客の感覚が変わってしまったのかもしれません。

ある日、いつも通りメイドとして接客していたはずなのに、
急に、お客さんとプレイをすることができなくなった。

……そのまま、お客さんの前で泣いてしまいました。

「あ、もうヘルスプレイできないや」って、あの瞬間、確信しました。


実はこの時、M性感とこのヘルスのお店を掛け持ちしようと考えていたんだけど、
逆に「責めプレイのお店だけでやっていこう」と、心の中で決心がついた瞬間でもありました。

その日の退勤後、中野から新宿へ向かう電車の中で、
すぐにお店に連絡して、退店の意思を伝えました。

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✏️代表すずの風俗成長期|過去の記事まとめ


1. 風俗との出会い。人生が変わった日
内勤時代の下積み話
2. 副業キャスト“しゅりちゃん”としての3ヶ月間
キャスト未経験、でも戦略はフル装備
3. メイド姿で働いた箱ヘル時代
→ もう、ヘルスプレイできないかもしれない

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